12月15日に我が家に新しい家族が増えました( 艸`*)
もちろんネコちゃんです🐱
職場の奥に置いてある従業員の服を敷布団がわりに
2匹のネコちゃんベビーがいると連絡を受けました。
この子達を保護しに職場へ急いで行ったのですが…
実際保護したのはこの子達ではなく、
多分その兄弟だと思うのですが、
突然現れた茶トラです(笑)
上の子達には逃げられてしまい、
保護できませんでした…Σ(´□`;)
やはり野良で猫達に囲まれて過ごしていた為か、
噛んだり引っ掻いたりということはしませんでしたが、
フーッ‼️
と怒っていました。
人間という生き物を警戒していたのでしょうね。
ある程度人間に慣れた頃その子を見てみると、
毛が長かったので最初は気付きませんでしたが、
痩せておりました。
それに耳の中は真っ黒に汚れていました。
とりあえず、
お風呂に入れないといけないと思い、
風呂桶にぬるま湯をためて体をざっと洗いました。
その後お腹が空いただろうと思い、
ベビー用の餌をあげましたがあまり食べず、
親が恋しいのかニャーニャー鳴いていました。
それにその日の便はかなり緩かったです。
うちには先住猫ののんたんがいますし、
何かあってからでは遅いので
2日後に病院へ連れて行きました。
何ヶ月かもわからないし、
様子くらいしか
獣医さんに伝えることはできませんでしたが、
わかる範囲でお話しました。
診察を受けて、
最初女の子だと思っていた茶トラベビー。
男の子でした。
うちの のんたんくんも男なので、同性です。
生まれて2ヶ月位だとおっしゃっていました。
う~ん、誕生日をいつにしよう…。
のんたんの時も悩みました(笑)
のんたんは友達が保護した猫のうちの一匹で、
生まれてすぐ母猫に育児放棄されていたようで
生まれて数週間の時に5匹保護したうちの一匹でした。
実家では猫を飼ったことはありましたが、
自分自身で猫を飼ったことはなかったので
数時間子供が飼いたいというのを説得していたのですが、
結局おれてしまい飼うことにしました。
その茶トラベビーにはノミはなぜかいませんでした。
耳の方は、綺麗にお掃除してもらったのですが
ダニとかではなくただの汚れでした。
ですが真っ黒いのが相当こびりついていました。
性別確認と同時に検便もしてもらったのですが、
ここで衝撃的な事実が発覚!!
なんと……
回虫がいたのですorz
目が点になりました。
のんたんくんは譲り受けてから病院へ行った時は、
結膜炎以外は何も異常がなかった為、
その他の知識はほぼ無知。
回虫=フィラリアのような糸状の虫???
と思ってしまいました。
モニターに映し出された回虫。
コクシジウムと言うそうです。
何、その名前…。
名前からして気持ち悪いです…。
ゆで卵を半分に割ったようなかんじの虫だ、
と看護師の方はおっしゃってました。
そんなカンジの見た目の物がモニターに映ってました。
「Wikipedia」によると…
コクシジウム(球虫、coccidia)類は消化管などの細胞内に寄生する原生生物の一群で、アピコンプレックス門に属する綱または亜綱。人間、家畜、家禽に対して重大な疾患を引き起こすものが多く含まれている。単にコクシジウムという時には、アイメリア科、特にアイメリア属の原虫を指すことが多い。
…全くわからない(笑)
要するに猫に寄生する虫グループの一種なんでしょうね。
色々なサイトを拝見しましたが、
子猫に多くみられるみたいで
成猫や健康なネコちゃんでは
感染したとしても発症しないそうです。
…それって飼い主さんが気付かない場合もある
ってことですよね。
発症しなくてもこんな虫がいたらと思うと気持ち悪い。
とりあえず、「ブロードライン」という
オールインワンのお薬を首の辺りかな?
その辺りの皮膚に滴下してもらいました。
滴下するだけで
ノミ、マダニ、お腹の中の虫の駆除ができるのです。
すごいお薬ですよね!!
しかも1ヶ月ももつという。
画期的です!!
それと飲み薬を朝晩の10日分いただきました。
病院がちょうど年末年始のお休みになる前に
受診できそうなのでよかったです。
お薬のおかげかな?
昨日の食事の量の倍位朝ご飯を食べてくれました。
それだけでホッとしました。
便の方も固形でしたし。
お薬を飲ませたらカニのように
病院でも泡を吹いていたのですが、
さすがに自分で薬飲ませて
その光景を見たら心配になってしまいます。
回虫を調べている気になった病気が…。
FIPという、
原因がいまだに解明されていない不治の病が
生後数ヶ月のネコちゃんがなりやすい病気なんだそうです。
本当に恐ろしい病気で致死率が100%。
野良じゃない、ペットショップで買ったから病気とは無縁‼️
といった病気ではないのだそう。
後天性の病気で多くのネコが持っている
猫コロナウイルスが
突然変異を起こして発症する病気らしいです。
どのような経緯で突然変異するか
ということも解明されていなく、
治療法もないので不治の病
と呼ばれるのでしょうね。
だからといって
その猫コロナウイルスを持っているネコちゃんの
大多数がなるわけではなく、
5%前後位の確率で発症するようです。
漢方等で症状を緩和したり、
延命することはできるようです。
でも完治はできない…。
FIPになることは飼い主さんにも予期せぬことです。
せっかくこの子と出会えたのに、
数ヶ月後にはもう会えなくなるだなんて。
そんな酷なことはありません。
のんたんを飼いだしてから、
ネコの病気とはほぼ無縁だったのですが、
この子をきっかけにネコちゃんの病気を調べるようになったので、
病気に関しても色々と勉強させてもらっています。