札幌市に隣接している江別市は、自然が豊かな街です。
しかし自然だけでなく、北海道内の各地への交通アクセスがしやすいとても便利な環境にあります。
そんな北海道江別市の魅力についてご紹介します。
北海道江別市の魅力
江別市は、基本的には農業が主産業です。
全国一の品質を誇るブロッコリーの産地として、また小麦のはるゆたかの産地としてとても有名なところです。
川の多い町
メインは石狩川、そこから千歳川、夕張川との分岐点が江別市なのです。
かつて物資は、石狩川を江別まで来て、小分けされて上流の街へと運ばれたのです。
今でも川沿いにはかつての倉庫が点在しています。
これらの倉庫は、札幌軟石で作られているため、今では再利用されて、イベントなど、市民が集う場所として利用されています。
この石狩川の恩恵を受けて栄えた江別も、石狩川の氾濫で農業地区に大きな被害をもたらしてきました。
しかし今では、河川も改修されて穏やかな流れになっています。
その歴史を今に伝えるように、河川防災センターではかつての繁栄を伝える施設になっています。
石狩川の豊かな水を利用した、王子製紙が江別にはあります。
かつては火力発電所もありましたが、今は泊原子力発電所が出来たことで廃止され、施設跡は北電の研究機関になっています。
北海道遺産のひとつ「江別のれんが」
レンガの街として有名で、様々な遺産に認定されています。
そのようなことから、いたるところにラウンドマークのレンガの建物があります。
古くからレンガの生産が盛んだった江別市では、今もレンガの生産がされています。
その流れが今は、陶芸の世界へと引き継がれて多くの陶芸の窯元があるのです。
江別市でとられる良質の土が陶芸にも向いているのですね。
今では陶芸の街として、全道一の陶芸の祭典焼き物市が、江別の夏の一大イベントになっています。
全道から訪れる陶芸作家さんの作品を求めて多くのお客さんが訪れ、この日は特急列車も臨時停車します。
北海よさこい祭り
そして、夏の夜のイベントは、北海よさこい祭りです。
札幌で行われている、YOSAKOIソーラン祭りよりも早くから行われていたお祭りで、多くのチームが参加して、街の中を交通規制しての一大イベントなのです。
焼き物市の時には、江別の旧市街がお祭り一色になります。
焼き物だけではなく、江別の特産品もお店を出して盛り上がっています。
江別市周辺の観光地
江別市近くの北広島には、特別天然記念物に指定されている、野幌(のっぽろ)原始林があります。
開拓当時の姿が自然のままになっています。
原子の森の姿のままで、中には散策路も整備されているのです。
世界的にも、大都市の近くに太鼓の姿をそのままに今に至っているところはすごく珍しいです。
原始林のそばには、北海道博物館、北海道開拓記念館100年記念塔などの文化施設も多くあり、北海道の歴史を知るにはとても良い施設が整っています。
そして今、野幌地区の再開発で、江別の中心部が変わろうとしています。
駅が高架になり道が整備されました。
それに伴い新たな団地の造成が行われ、札幌への通勤に20分の江別は、若い人の多くが江別に移住してきています。
野幌には、道立の運動公園があり、全日本の練習にも利用されています。
そして今まで江別にはなかったホテルが新たに建設されています。
町はどんどん変わってきているのです。
江別には億の大学があり、それに伴い多くの研究機関も江別に出来て、産学連携で研究が行われています。
自然豊かな中での研究で新しいものが作られています。
交通の便も良いところです。
高速道路の出入り口も江別に2か所あり、国道も3本あったり、と今では川の交通の要衝が陸の交通の要衝になています。
工業団地には多くの企業が進出して、活気のある江別を作り上げています。
江別の名産品もたくさんありますし、酪農も盛んなところです。
そこで生産される牛乳を利用した、乳製品も多く作られています。
そして、農産物は、隣町の札幌の市場へ新鮮なうちに出荷できるメリットがあります。
奥の野菜たちが全国へと出荷されているのです。
江別のブロッコリーは安全安心で、全国でも有名になり、ほとんどの農家がブロッコリー栽培に誇りをもって取り組んでいます。
これからも、新しい作物の開発され美味しいものが、この江別から全国へ発送されていくのでしょうね。
江別の小麦はるゆたかはパンにするととてももっちりとしたパンが出来るので、有名になりました。
住宅街の中には、住宅を改装した個人経営のはるゆたかを使用したパン屋さんが多くあります。
それぞれのパン屋さんがそれぞれの味を研究しており、おいしいパンを作っています。