仙台市の愛子(あやし)地区
仙台市青葉区にある愛子地区は緑あふれる豊かな自然が広がっています。
しかし、交通のアクセスが極端に少ないところ…というわけではなく、仙山線を使うだけで30分もあれば仙台駅に到着することができます。
本数は少ないですが仙山線で山形へ行くことも可能です。
そのほかにも仙台市営バスがあったり、愛子タクシーの会社が愛子駅(あやしえき)の近くにあったりなど、交通の面に関してあまり不安はないかと思います。
しかも愛子駅の近くにはヨークタウンや郵便局、総合支所から市民センターが徒歩15分圏内にあるため、とても生活のしやすい地域だと思います。
愛子地区周辺の観光地
まず、絶対に外せないのが秋保温泉郷です。
愛子駅からバスに乗り、20分程度で到着します。
また、秋保温泉郷には温泉以外にも見所はいくつもあります。
例えば『主婦の店 さいち』というスーパーには1日平均5,000個も売れる名物おはぎがあります。
このおはぎは他のスーパーに売られている物に比べて大きく、1パックでおなかいっぱいになるくらい食べ応えがあります。
しかも量の割にはかなり安く、1個あたり税別で100円という安さで売られています。
しかしながらこのおはぎがおいしく食べられるのは購入したその日限りであるため、お土産として購入することはおすすめできません…。
そして、秋保に来たら秋保温泉天守閣公園もおすすめスポットです。
この公園の庭園の風景は素晴らしく、紅葉の季節では夜にライトアップされるイベントも行われています。
また、季節は限られますが公園内の足湯は無料で利用することができるため、足ふき用のタオルを持って行った方が良いでしょう。
入園料はというと…
- 大人300円
- 子供100円
とかなりリーズナブルです。
なのにとてもきれいな庭園を見ることができるので、個人的にはかなりおすすめです。
公園内には食事処や日帰り温泉などもあるので、日帰りでの観光を目的としている人でも楽しめると思います。
秋保温泉郷から少し離れてはいますが、秋保大滝は秋保温泉郷の中で一番のおすすめスポットです。
秋保大滝は国指定の名勝で、落差は55mもあるとても大きな滝です。
この秋保大滝の大きな特徴の一つとして、滝壺の近くまで降りていけるということです。
滝壺近くの河原では結構水しぶきが飛んでくるので、夏場は涼むができます。
私は、四季折々の秋保大滝を見てきましたが、どの季節でも美しい秋保大滝を見ることができます。
愛子地区から少し足を伸ばす余裕があるのであれば定義山をおすすめします。
愛子駅から車やバスで40分程度の時間を要しますが行く価値は大いにあります。
まず、テレビで何度か話題になった定義豆腐店の三角あぶら揚げについて紹介します。
三角あぶら揚げとは、かなり大ぶりな三角形のあぶら揚げで、定義豆腐店では揚げたてを1枚130円で提供しています。
揚げたての三角あぶら揚げに七味と醤油をたっぷりかけて食べるのが一般的です。
外はさくさくなのに、中はとてもジューシーな味わいです。
これだけで立派な酒のつまみとなってくれます(笑)
この三角あぶら揚げは持ち帰りもできますが、やはり揚げたてが一番おいしいと思います!!
また、定義豆腐店では三角あぶら揚げ以外にも木綿豆腐や豆乳なども販売しています。
豆乳はとても濃厚な大豆の味がするため、豆乳が好きな方達からしたらたまらない一品かもしれません。
三角あぶら揚げ以外にも定義山には名物グルメがあります。
甘めの味噌がたっぷりと塗られた焼きめしや、その味噌を使った味噌おでん、揚げまんじゅう、大きな定義まんじゅうなども人気のグルメです。
グルメ以外にも定義山には見所はあります。
西方寺の裏山には、安徳天皇の冥福を祈り植えられたケヤキがまつられ、縁結びの神木となった天皇塚や熊野神社、長命水と呼ばれるわき水などがあります。
また、五重塔の足下にある庭園はとてもきれいに整備されており、秋には美しい紅葉を見ることができます。
庭園内にある展示室「玉手箱」では、定義如来のことや地域のことについて学習することができ、隣にはお茶処があって美しい庭園を臨みながら安らかなひとときを過ごすことができます。
他にも本堂では希望者にご祈祷を行っており、様々な理由でご祈祷を受ける人が多くご祈祷を目的に定義山に来る人も多く見受けられます。
また、縁結び、子宝、安産のパワースポットとしても有名であり、パワースポット巡りとして定義山を訪れる人もいます。
気になっているという方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。