節約というと、結構頑張って色々と我慢しなければいけないのでは?と考える方が多いかと思いますが、そんなことはありません。
自分の生活の無意識に行っている様々な習慣などを見直せば、簡単にできます。
一つの行動を行うことで様々なメリットを得ることができるのが節約です。
全然苦労などしませんよ。
食べ物
節約の基本は自炊です。
まずは、1ヶ月あたり10,000円や15,000円などと、自分に合った食費の目安をたて、生活してみてください。
朝食はなんといっても食パンがおススメです。
コスパが高く某メーカーのパン祭り期間中は点数を集めるとお皿がもらえるキャンペーンなどもあるので、それも節約につながるかなぁと思います。
夜も考え方は基本的には同じです。
外食の回数を減らし自炊の回数を増やします。
また、昼食は学食で食べるたりコンビニで購入した物を食べたりする人が多いかと思いますが、学食の食事はとても安くてメニューも豊富ですので、どんどん使いましょう。
買い物に行く頻度
毎日スーパーに行ってから献立を立て、食材を買っていると買い過ぎの落とし穴にハマります。
スーパーに行けば誘惑がたくさんあるからです。
季節限定のお菓子やスイーツがあったり、変わった味のカップラーメンが出ていたり…
1個ぐらい買っても100円位だから大して影響ないだろう、と思いながら買っていたらその積み重ねでかなりの物を無駄に買ってしまいます。
なので、毎日行っていた買い物を、2日に1回、3,4日に1回、1週間に1回と徐々に減らしていくと無駄な買い物をしなくてすみます。
一週間分を買い物しようとすると、買い物かごの中が一杯になるので、
余計な物を入れるスペースがあまりない=余計な物を買わなくてすむ
ということにも繋がります。
買い物は1週間分をまとめて買い、冷蔵庫が空になるまで買い物に行かない!などと自分で決まり事を作ると良いと思います。
それに意外と1週間以上冷蔵庫の中身がもってくれるので、腐らせて捨てる事がなくなりますよ。
見切り品
スーパーの特売日を把握しておいて買い出しに行くことや閉店間際のスーパーで見切り品を狙って買いに行くとより効果的です。
近所のスーパーの見切りシールの貼り付け時間をチェックしておきましょう。
何時から貼られるか把握しておけばその時間に合わせてスーパーに行き、自分が食べたいものを購入すれば良いのです。
値引きされていると意外と量も多く買えるので結構満足できると思います。
一人暮らしでおかずを一から作ると手間と時間がかかり、また後片付けも面倒になるので一番のオススメはスーパーで惣菜の見切り品を買うことです。
冷凍などを活用
肉、魚などの生ものは買ってから冷凍すれば腐りませんし、野菜もほうれん草やキノコ類など、冷凍できる物が多いので安売りしていればそれらを買い即冷凍します。
飲食店向けの食材を扱い一般向けにも小売りをしている業務スーパーなどの業者用の割安スーパーというものがあります。
ここでは野菜やお肉、魚など、様々なものがかなり割安で販売されています。
肉や魚は小さい個別にはなってはいませんが、その分割安で、さらに肉や野菜、お米は契約農場で作られている事が多いため、品質が良く安心です。
肉や魚ならば家の冷蔵庫や冷凍庫に入れておけばある程度は日持ちしますので、かなり節約できます。
冷凍食品もかなり割安で販売されていて、各種のパンやコーヒー、紅茶、お菓子、アイスクリームなどの日常的に使うものもそろっていますので、とても便利になっています。
お米
食べ物でおそらく一番多く利用するのはお米だと思います。
お米は10キロで購入して炊飯して食べていけば食費はかなり抑えられると思います。
「ご飯は極力多くまとめ炊きをするようにしておき、多く炊いたご飯は冷凍庫に入れて保存しておく」
といった方法が主流です。
1回1回ご飯を炊かなくて良いと言うこともありますし、一度に多くのご飯を食べることができますから、余計な間食をする必要もなくなります。
そして料理は丼ものにする。
沢山メニューを作れば食費がかさむので丼ものにするのも良いと思います。
丼とお味噌汁などの汁を合わせれば完璧です。
飲み物
飲み物も節約をするとかなりの効果が期待できます。
飲み物は一日最低2リットルくらいは摂取します。
できるだけ家で済ませたり、水筒を持参するなどしましょう。
お茶もお茶パックを買い、自分で作った方がだいぶ安く済みます。
自販機でお茶を買うことが減るとそれだけでも月に5,000円くらいの節約につながったりします。
ただお茶を作るのが面倒で長続きしなそうだという人なら、2リットルの大容量規格のペットボトルを購入して飲んだ方がコスパはよくなります。
今までは、お昼に1日あたり、およそ500円から1,000円かかっていたところを半分に抑えることが出来ますよ。
2リットルの水だけで済めば100円もしないで買うことが可能ですが、外出時は自動販売機で購入する機会がどうしても多くなると思います。
スーパーだと500mlのペットボトルが90円前後で販売されていますが、自動販売機だと130円以上になります。
仮に1日全て自動販売機で飲み物を購入した場合飲み物だけで520円、1週間で2600円、1ヶ月で10,400円の値差が生じます。
1回あたりの支払いは数百円であっても、回数を重ねるとそれなりの金額になってしまいます。
冷たい飲み物であれば家にあるお茶を水筒もしくは使用済みのペットボトルに移し替えるだけで大丈夫ですが、温かい飲み物であればコーヒーなども水筒を使えば対応可能です。
嗜好品
様々な食品を購入している時に目にとまってしまい、新作のお菓子が目に入ってしまうと、どんな味なのだろう…と思い手に取ってしまいます。
しかし、そのような小腹が空いた際の間食を行わないだけでもかなりの節約になります。
チョコレート関係は単価が高めで量が少ないです。
一方でスナック系は単価が安くて量が多いというメリットがあります。
どうしてもお菓子を食べたいとなった場合は極力スーパーやディスカウントストアでスナック系のお菓子を買うのがオススメです。
業務スーパーのようなスーパーであれば大容量のお得パックのような変わった商品も多数扱っているので、そのようなところで調達をするのが良いかもしれません。
しっかりとご飯を食べるためのおかずを作っておけば、このような間食を行う事はないんですけどね(笑)
長期的なスパンで見ればこのような甘いチョコレートなどのお菓子を食べないことによって、ダイエットにも繋がりますし、節約もできるので一石二鳥です。
家賃や交通費、日用品など生活に欠かせないものにかかるお金はある程度は仕方がないものだと思います。
しかし、食事に関してはやり方次第ではかなり節約できます。
ただ現実はそうもいきません。
友達や先輩と外出していればどこかに食べに行くことがあると思います。
これが一番出費としては大きいのですが、断れないこともあると思います。
食事は自分が我慢すればどこまででも抑えることができますが、付き合いなどがあると毎日毎日実践できるかというと、なかなかそう上手くはいきませんよね…。
ですが、まだ食費の節約をしたことがない方は是非実践してみてください。