子供が大学生にもなると、金銭的な問題や社会性を学ぶ為にもお子さんにアルバイトをさせるご家庭が多いと思います。
うちの子も県外の大学進学を機に、アルバイトをしてもらうことにしました。
うちの子…
実はアルバイト経験が全くありません…。
ましてや初めてのアルバイトが県外。
県内にいるうちにアルバイトというものがどういうものか学ぶ為にも、何かやってみては?と再三言っていたのですが、車の免許を取るだけで精一杯!と、わけもわからない理由で逃げていました(笑)
ですが、旅だった今せざるを得ないですよね。
今は携帯電話が普及している為、わからない事は即座に聞けます。
息子が疑問に思ったことや、困惑したことが色々とあったのでこれから初めてアルバイトを始める!!という方へどのような流れなのか伝えられたら、と思います。
高校生や大学の時にワタシもアルバイトをしたことがありますが、気にするところは時給と勤務地の一点ですよね。
遊ぶためのお金、自分のお小遣いのためにアルバイトをしていました。
しかし、ワタシが息子に言ったのは勤務地は自ずと近い方を選ぶと思ったので、時給は気にしなくていい。
大学卒業後は社会人になるから社会人になってから経験できないことにチャレンジしてみるのもいい。
それと昼食は学食を食べられるので、昼間の食事には困りませんが朝晩は自炊しなければなりません。
晩ご飯を週に3回か4回楽するためにもまかない付のところがベスト、と言いました。
息子の大学は2年次頃からインターンシップへの参加があるようなので、企業勤めの経験は身につくと思います。
ですので、接客業だったり掃除でも棚卸しで構わないと思いました。
でもやはり男の子は自炊が何より苦痛ですよね。
最近は男性でも料理が上手な方がいたり、習い事として料理教室に通う方もいらっしゃるようですが…。
うちの子は作るより食べる派なので向いていません。
となると、アルバイト先を決めるのは時給と勤務地ではなく勤務地とまかないになりました(笑)
まずアルバイトをする時の流れとして
履歴書なしで採用のところもあるとは思いますが、基本的には履歴書と証明写真は必要になってきます。
応募の種類
アルバイトを始める時の応募の仕方は二通りあります。
- webで応募
- 電話で応募
たまたま訪れたお店で求人を発見したり、求人情報誌で見つけた場合、電話で応募します。
うちの子はワタシに話をした翌日には電話をかけていました。
珍しく行動が早い!(笑)
どのような風に電話をかけたのかはわかりませんが…。
とりあえずかけたそうです。
怖かった…と言っていました。
大人のワタシでも企業に応募する時にかける電話は緊張してしまいます。
すると週末に面接をしてくれるという話になったそうで、その時履歴書を持参して、と言われたそうです。
では履歴書はどこに売っているの?ですよね。
履歴書を販売しているところ
- 文房具店
- コンビニ
- 100均
- スーパー
- ホームセンター
- 書店
などなど案外どこにでも売っています。
履歴書を無料でダウンロードできるサイトもあるようですので、自宅にプリンターがある学生さんは利用してはいかがでしょうか。
他にも求人情報誌に挟まっている物もあります。
求人誌も一緒に見られるので、息子はそれを探しに行ったそうですが…
すべて履歴書の部分だけ取られていたそうです。。。
…そんなことがあるんですね。
ワタシは今まで一度もそのような経験がありません。
やはり学生が多い土地だからでしょうか…。
無料に越したことはありませんが、今後も使う可能性があるので購入を勧めました。
履歴書の種類
- JIS規格
- 一般用
- 転職者用
- アルバイト・パート用
JIS規格
国が定めている標準規格の履歴書で、伝えるべき項目がまんべんなくあります。
職歴の欄が多く、自分のスキルをアピールするには枠が少ないです。
職歴でアピールしたい方向きです。
息子は最初このタイプにするつもりだったようです。
アルバイト経験のない子にとっては職歴の欄がないので、項目があってもほぼ空白だらけになってしまいます。
一般用
職歴や資格、自己PRや志望動機といった欄がバランス良くあるので、アルバイト・パートの方から就活、転職の方にも使いやすい履歴書です。
職歴の欄が少ないです。
職歴のアピールより、自分のスキルや趣味・特技をアピールしたい方向きです。
転職者用
履歴書と共に職務経歴書が記入できる用紙が付いています。
ワタシは職務経歴書はPCで作成しているので、転職者用の履歴書は購入したことがありません。
パート・アルバイト用
学歴は最終学歴のみを記入すればよい物もあります。
シフト勤務になりがちなアルバイト用に、曜日や時間などの希望が伝えられるような欄があります。
結局息子はこれを購入したようです。
サイズもB判(B5またはB4を二つ折りにしてB5)やA判(A4またはA3を二つ折りにしてA4)があります。
ワタシは今までB判を使用してきました。
正社員や倍率の高いアルバイトなど書類が重要視されるところの応募はA判の方が熱意をアピールできます。
A判の方がサイズが大きいのでその分記入するスペースも多くなります。
たくさん書きたい方はA判を使用すると良いでしょう。
たまに履歴書のサイズに指定がある会社もありますので、指定がある場合はその指示に合わせなければなりません。
よし、履歴書を買うことができた!
じゃっ履歴書を書こう!!
でも履歴書の書き方がわからないですよね。
履歴書の書き方
なにで書けば良いの?
履歴書を購入したけども、シャーペンや鉛筆で記入しても大丈夫かな?と思いますよね。
間違えた場合消しゴムで修正できるので、下書きにはよいかと思います。
ですが、履歴書は黒のボールペンで書くのがビジネスマナーです。
では消せるボールペンは?
ワタシもよく使用していますが、摩擦の熱によって消えるので履歴書という重要書類に使用するのは×です。
もし間違えてしまった場合…
修正液や修正テープで消せば良いと思う方もいらっしゃると思いますが、×です。
二重線で訂正も×です。
また一から書き直すのは面倒ですが、新しい履歴書に書き直しましょう。
今は携帯で検索すると履歴書の書き方の例があると思うので、それを参考にしながら息子は記入したようです。
履歴書の内容は聞かれませんでしたので。
唯一内容で聞かれたのが、実家の住所はわかるけど、ここの住所は?
免許証はあるから記入できるけど、簿記の資格ってなんて書けばいいの?
今まで一度でも記入していたら大体わかると思いますが、なにせ全てが初めてなもので…。
ちなみに…
今後の為にも、できあがった履歴書を一枚コピーすることをお勧めします。
ワタシも過去にコピーしました。
転職する場合や複数応募する場合、卒業の年度や職歴の年月、持っている資格の正式名称を忘れなくて済みますし、誤字脱字を防ぐ為にも役に立ちます。
ここまでできたら後は面接のみです!!
緊張するとは思いますが、(うちの息子も含めて)頑張って下さい!!